人間の原点・正しい立ち方

人体骨格 正面

人間は二足歩行をしているので、立っている時に大地と接しているのは二本の足裏しかありません。全体重を二本の足裏で支えているので、正しい立ち方が身体に及ぼす影響を考えても非常に重要であることがいえます。

そこの安定が獲得できないままゴルフにのスウィングをしたとしても、振り終わりによろついたり、最後まで振り抜けなかったりします。しかし大半のゴルファーはスウィングを直そうとしますが、実は立ち方が悪いだけだったりします。

足の裏は大地との接点のほかに、立ち方・歩き方・動き方の状態を脳に伝えるセンサーの役割にもなっています。このときに、つちふまずは重力に垂直に立てているかを脳に伝えています。地球上では重力は切っても切れない関係で、この重力に対して垂直に立てている感覚を「圧覚」といいます。ちなみに、この時の脳の機能を「メカノレセプター」といいます。

補足

「圧覚」は足裏の踵に一ヵ所母指球に二ヵ所小指球に二ヵ所の計五ヵ所にあります。これは地面に触れている触覚センサーです。土踏まずは読んで字のごとく、地面に触れていない部位のセンサーです。

「立つ」「座る」この2つの基本動作をマスターすれば、いろいろな動作をしても足裏が圧覚を正しく脳に伝えられるようになります。

きちんと立てれば何でもできる!

です😊ではどう立つか?という本題に入ります。ショートコード

正しい立ち方 4つの手順を解説

  1. 両足を首の幅に開き、両つちふまずが大地に対して水平に、安定しているイメージをもつ
  2. 頭を両つちふまずの真上にのせる
  3. 骨盤の仙骨、肩甲骨が大地に対して垂直に下りているのを確認する
  4. つちふまずから体幹まできちんと整ったら、両腕は自然に降ろす

両足を首の幅に開き、両つちふまずが大地に対して水平に、安定しているイメージをもつ

1.足幅を首幅にたちます。この首幅で立つと、股関節幅や頭蓋底の幅とも同じ幅になります。そして大地に対して水平に立つイメージは、イメージするしかないので想像してください。この時両足を揃えた気を付けの状態や、広く足を広げてもつちふまずが地面に対して水平・垂直にならないので、安定することはできません。特に足を広げる方が安定するように思いますが、前後には揺らぎやすくなります。

つちふまずのアーチが二つ合わせるとお椀を伏せた様になる状態になります。

頭を両つちふまずの真上にのせる

2.このつちふまずの上に頭(頭蓋)を垂直・水平にもってきます。ここもイメージしながらです。このつちふまずで作ったアーチの上に頭が乗ることを、「トップ オン ドーム」といいます。トップオンドームが決まれば、その間にはいる両脚や体幹部は自然といい位置にきます。

骨盤の仙骨、肩甲骨が大地に対して垂直に下りているのを確認する

3.骨盤の真ん中にある仙骨と、肩甲骨が地面に対して垂直になるように、ここでもイメージしていきます。肩を上下させて、力を抜くとまっすぐになりやすいです。

つちふまずから体幹まできちんと整ったら、両腕は自然に降ろす

4.腕は体の真横に降ろさず、自然におりている位置がいいです。この時腕の位置が少し前の人と後ろの人に分かれますが、それが無意識に発生しているタイプによる違いです。そして指先は地面に対して垂直になります。ショートコード

正しく立つことは運動における、基本の「き」の字

これが正しい立ち方です。正しく立てていればそうでないときよりも、前屈がより深くなったり、深呼吸をした時に深く息がすえたり、肩が動かしやすくなったりなど、いいことづくめです。この時決して背筋は伸ばさず、背骨はゆるやかなS字を描いています。たとえ背中が真っ直ぐになっていなくとも、それが美しい姿勢なのです。

きちんと立てれば何でもできる!

と言わざるを得なくなってきます。この立ち方が一瞬で出来、立ててることを実感できるようになるまでに、私は半年ぐらいかかりました。そこに相手がいれば、ちょっと押してもらったりなどして立てたことを認知できてはいましたが、ひとりで立ててると感じとれたのは、日頃からの習慣化が大きかったです。。立つ感覚が増すと、ボールの上にも補助なしで手を使わず立てるようになります。わたしは立つ感覚をつかむのに半年かかりましたが、その半年間立ち方だけで反り腰が緩和されました。

健康にも美容にも運動にもいいことづくめなので、皆さんも「正しく立つ」を朝一日一回でも実践していってください。