シャンクは一度でると、あの感触が手に残ります。
そしてまた出るんじゃないかと、恐怖心が積み重なり、段々振れなくなってしまいます。
目次
シャンクが出る原因
「シャンク」とはクラブのシャフト部分に当たり、右斜45度にボールが飛んでいくことをいいます。
手打ち
手打ちだと、スイングは安定しません。
クラブの軌道は、どこでも通せてしまうことにより、シャフトで打つ可能性も必然的に高くなります。
しかも、手打ちとはインパクトだけを言うものではなく、バックスイング時も含まれます。
バックスイングを手で上げると、だいたいの人は両手(グリップ)が身体の正中線(中心)より右側にそれて、インサイドになっています。
これは過剰なインサイド軌道なので、ダウンスイング時には、最初に構えた手の位置より前側(ボール側)になりシャフトに当たりシャンクが発生してしまいます。
力み
力が入っていると、腕やグリップの握力も強くなり、末端主導、つまり手打ちになってしまいます。
グリップの右手親指のところがよくへこんでいる光景を目にしますが、親指は添えてるだけです。
私の場合、テングリップ(ベースボールグリップ)なので、そもそも添えてすらいません。
是非握力を使いすぎず末端を脱力してスイングしてみてください!
インサイドインで振る
理想の軌道として、よく「インサイドイン」や「インサイドアウト」がいいと言われますが、これは大前提として、両手(グリップ)の位置が体幹部の中に納まっていることがあってこそです。
プロのスイングは、豪快にみえても、体幹部から両手(グリップ)は外れていません。
クラブの軌道だけを真似してしまうと、似て非なるものになり、シャンクがでてしまうので、まずは体幹のどこに手があるかを注目してスイングを見てみて下さい。
シャンクはすぐにでも改善したい!近道の練習法は?
近道は、ハーフスイングをおすすめします。
急がば回れです!
フルスイングでシャンクを直そうとしても、第三者目線ではあんまり変化は起きていません。
動画を撮ると一目瞭然で、見てもらうと変化の少なさに驚かれます。
なので、ハーフスイング、もっといえば、私はクラブを置いてシャドウスイングをしてもらいます。
それから、クラブを持ってハーフスイングでボールを打ってもらいます。
打ちっぱなし場じゃなければ、ビーチボールぐらいの大きさのボールを両手でもって、スイングしたり投げたりしたいのが本音ですが、中々場所的にそれはむずかしいので、ハーフスイングをしてください。
この時腕に緊張感を持たせないよう楽に打って下さい。
色々考えてしまいそうなら、
「1.2.3.」
とリズムだけ考えるのもいいですね。
それが安定してきたら、徐々にスイングスケールを大きくし、ミスしだしたら、またスイングを小さくします。
ひたすらこの反復練習が効果的です。
地道ですが→地に足がついた道なので、結果的に近道になります。
シャンクは、精神的にも負担がかかるので、小さなスイングから成功体験を積み上げて改善していって下さい!