右肩下がってるって言われるの。ダフルのはそのせい?
右肩前に出てるの分かってるけど、直すとなんだか気持ち悪い。。
ダフリやスライスが直らないのは、スイングが悪いのではなく構えた時の右肩の位置が悪い可能性も充分あります。
構えた時に肩が下がってるとか、前に出てると指摘されたり、鏡で見て気になったことはありませんか?
ただ、肩の位置を直そうと構えた後にいくら直してもなかなか改善はできません、これは構えの入り方に問題があるのでそこを改善していかないといけません。
まずは一般的な、右打ちの右肩が下がることや右肩が前に出る原因とそれによって起こる症状と改善策を挙げていきます。
最後に私がレッスンで行っている、誰でもできる簡単改善策を紹介します!
目次
どうして右肩が下がる?
一般的にいわれている、右打ちの右肩が下がる原因は
- 姿勢が悪い:ボールの後ろから見ようとして右肩が下がり頭も右に傾いている
- 右脇を締める:右脇を締めることで肩の可動域が制限されている
- 肘を絞る:右肘が下を向くことで右肩が下がる
- 筋力不足:肩と背中の筋力不足により肩の水平が維持できない
それによって起こる症状は
- 飛距離が落ちる:体重移動や腕の振りが制限されパワーが出しづらくなる
- フックやスライス:肩が下がることでフェイス面が開きボールが曲がりやすくなる
- ダフリ:ダウンスイング時にクラブが下に落ちやすくなり、右側で振るためダフルリスクが増える
このようなことが言われていて、その改善方法は
- 姿勢を正して、肩を水平にする
- 肩の可動域のエクササイズやストレッチをして柔らかくする
- 筋力強化:回旋腱板や肩甲骨スタビライザーなど、肩や背中を支える筋力をつける
なんて言われたりしています。
えっと、、、ツッコミどころ満載。。
筋力不足って。笑
そこじゃない!
ってのが本音です。改善方法もいかにもそれっぽいですけど、もっと他に見直すべきヶ所があります。
答えはまとめて最後に書いてあるので、気になる方はこの後は流し読みしてください。
どうして右肩が前に出る?
私の改善法だと右肩が下がることと右肩が前に出てしまうことは同時に解決できるので、こちらも一緒に一般的な右打ちの右肩が前に出る原因からあげていきます。
原因
- 姿勢が悪い:猫背や巻き肩
- 肩の可動域が狭く適切な位置に肩を合わすことが困難になっている
- 肘を絞る:両肘を絞ることで右肩が前に出やすくなる
- 右打ちの場合、自然とグリップは右手が前に出ているので、右手と肩は前に出る
それによって起こる症状は
- 飛距離が落ちる:体重移動や腕の振りが制限されパワーが出しづらくなる
- フックやスライス:肩が前に出ることでフェイス面が閉じてボールが曲がりやすくなる
- フォロースルーが小さくなり振り抜きが悪くなる
一般的な改善事例
- 姿勢を正し、右肩を引いて左肩に合わせる
- 肩の可動域のエクササイズやストレッチをして柔らかくする
- グリップを変えて、右手を出来るだけ左手に寄せて肩が出ない位置を探る
などと言われていて、私も昔はこうやって自分の肩の位置を直そうとしていた一人です。
ただこれ、自分の肩の水平が練習中は誰かにチェックしてもらったり、鏡で直せますが、ラウンド中は合ってるかどうか分からないので、不安になりました。
この直し方は肩を真っ直ぐにしても気持ち悪いです。
そんなことをするよりも、簡単に右肩を下げず前に出さない構え方を紹介します。
右肩を下げず、前に出さない構え方!
そもそも肩の位置が悪いことを人間の骨格から考えていくと、原因は
- クラブを下に置いてグリップする:右打ちの場合、左手よりも右手は身体から離れて下側になり肩が前に出たり、下がりやすくなる
下でグリップすることに原因があり、それを改善するには
- 真っ直ぐ立つ:肩を水平にする
- 胸の前でクラブを立ててグリップする:右打ちの場合、左手が下右手が上になる
- クラブを降ろして構える
クラブを立てて肩の水平を作ってから構えに入ると、肩の位置はおかしくなりません。
写真のようにタイガーはもちろん、多くのプロゴルファー達が構える前にクラブを立ているのを目にしたことがあると思います。
実はこれは意味のある行動だったんです。
どの競技においてもプロのルーティンワークがいつも同じなのは、メンタルだけでなくそこに重要なポイントがいっぱい隠されているからです。
構える前にひと手間加えてみてください😊