ハム
この数字は、スイングの重要度をおおまかに分けた割合です。
ハム
目次
スイングの重要度
バックスイング7割
ゴルフが他のスポーツと違うところは、往復運動であるということです。
多くのスポーツは、相手や進行方向に向かって構え動作を行います。
しかしゴルフは、進行方向と逆のバックスイング(往路)をしてから、ダウンスイング(復路)で進行方向に動作を行います。
つまり、バックスイングは、
ダウンスイングを正しく導くための準備段階にあたります。
強く正確でリズムの安定したバックスイングという準備がなければ、その後のダウンスイングも安定しません。
インパクト1割
インパクトとは、アドレスからフィニッシュまでの流れの中に発生するものなので、スイングにおける重要度は1割だけで充分です。
インパクトは、ダウンスイングの流れ途中に自然発生する一場面に過ぎません。
インパクトに求められるのは、ボールを捉えるイメージとそれに対応できる身体剛性です。
スイング中身体は、捻転(ねんてん)と簡単にいっていますが、実は複雑に変体して動作しています。この身体の変体に対応できる柔軟性・パワー・スピードなどを身につけると、強いインパクトが生まれます。この強いインパクトに対応できる身体剛性を身につけるには、お尻歩きは非常に有効だと思います。
フォロースルー2割
フォロースルーとは、インパクト後にクラブヘッドが体幹を離れた瞬間からのことを指します。そして動作が止まった瞬間がフィニッシュとなります。
美しいフォロースルーとフィニッシュがなければ、強く正確なインパクトは望めません。
そして強く正確でリズムの安定したバックスイングを行えば、自ずと強く正確なダウンスイング→フォロースルーとなります。
しかし、腕でクラブヘッドを加速させようとすると、スイングは歪み、正確性を欠いてしまいます。
クラブは振り降ろすのではなく、振り落ちてしまうくらいの意識がほしいです。この腕を使わず、振り落ちる感覚を身につけるには、重いバットを振ったり、クラブ二本持って振るといいです。しなやかな切り返しを身に付け、クラブの重みで勝手に振り落ちのを感じ取ってください。
他にもフォロースルーの重要度がインパクトの重要度より割合が大きい理由は、インパクト後のフォロースルーからフィニッシュまでをイメージしながらスイングするだけで、正しいバックスイングが生まれることに影響を与えます。
ゴールが決まっていれば、そこに向かう道中は自然と効率の良いスイングになるからです。
まとめ:スイングの重要度を知り練習効率を上げる
バックスイング7割・インパクト1割・フォロースルー2割とは、スイングの重要度を大まかに分けたもので、
強く正確でリズムの安定したバックスイングをとり、ボールを捉えるイメージをもち、美しいフォロースルーと安定したフィニッシュをとることが、強く正確で安定したショットにつながります。
インパクトからスイングを考えたり、打感を求めてスイングしている人が多いですが、それは結局手の感覚に頼っているものだと思います。私は、「打感」は「打った後の感想」みたいなものだと思っています。インパクトを求めたスイングの打球はボールが伸びないため、途中からボールが失速してしまいます。心辺りのある人は、スイングの重要度を参考に練習してみて下さい😊
ゴリラくん
ハム