ミート率UP!たった1つ意識するだけで、テイクバックのトップで右脇が開かなくなります

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ゴルフレッスン時、「トップで右脇を開かないようにするには、どうしたらいいですか?」とか「トップで右脇が開いてないか、見ていてください」などと言われることがあります。

ただ、4スタンス理論を知っている方はご存じですが、

約半分の人間は脇が開きます。

はい、解決✨

これでブログ終了です。。。とはしません(笑)

まず4スタンス理論の半分の人間が脇が開く・開かないについて軽く書いていきます。

AタイプとBタイプの違いで、右脇が開いてもいい人がいます

4スタンス理論のAタイプとBタイプの特性

4スタンス理論とは、「人によって身体の使い方が4種類に分かれる」というものですが、

前軸タイプのAタイプと、後ろ軸タイプのBタイプの2通りで、身体の動く基点は違います。下の項目は、それぞれの安定する部位を挙げました。

Aタイプ

みぞおち(ひじ)

ひざ

足裏

Bタイプ

首の付け根(肩)

股関節(手首)

足首

足裏

正面で立っている時、・みぞおちと・ひじは同じ高さにあります。・首の付け根と・肩は同じ高さにあります。上の表記の()のなかは、同じ高さ、同じライン上にあるので、()の中も安定する部位と思ってください。

そうすると、AとBを比べた時に片方に書かれていない部位は、動く部位になります。

Aタイプ・Bタイプの細かい判別は割愛しますが、しゃがむ時、上の項目の「どちらを足の上に垂直に揃えていくと、しゃがみやすいか?」で判断したりします。

AタイプとBタイプのテイクバックのトップでの形の違いを解説

今回の脇が開くというところにフォーカスすると、

ひじが動きやすいBタイプ、ひじが安定するAタイプ

ということになり、Bタイプはひじが動くことが自然になってきます。フライングエルボーと言ったりもします。ひじが自由に動けば、脇が開くことも自然なことなので、仮にボールが思うように打てなくても、そこが原因ではありません。

ただAタイプでも、ひじが身体に引っ付いているわけではないので、身体とひじの距離をあければ、フライングエルボーにはなりませんが、脇に空間はうまれます。

こういう身体の特性で、トップで右脇が開いてもいいBタイプ・トップで右脇が開かない方がいいAタイプとわかれます。


右脇が開かないようにするためには?

原因と解決策

ここから本題のたった1つ意識するだけで右脇が開かなくなることを解説していきます。

まず右脇が開く原因は何かというと、、、

両手が体幹からはずれていることです。

体幹とは→両肩から両股関節までの胴体部分を指します。

両股関節とは骨盤のと置き換えた方が解りやすいでしょうか。この両肩から骨盤までの胴体部分=体幹の中に、合掌した両手があるうちは脇が開きませんが、体幹の外に合わさった両手をもっていくと、脇を開かざるを得ません。こうなると、力も入らず、肩や腕も力んだり痛くなったりするので、皆共通してやってはいけないことになります。

なので、体幹の中に両手が納まっていると意識してスイングしてみてください。

この意識をもつと今までよりバックスイングが物足りなく感じるかもしれませんが、その物足りない腕の感覚が大切です。ミート率があがりますよ😊

個体定理・全体定理

ちなみに、4スタンス理論は個体定理とも言いますが、上のように、皆共通してやること、やってはいけないことを全体定理といいます。個体定理は個性のようなもので、全体定理で人間の身体を理の通りに操作していくと、勝手に個性がうまれる現象みたいなもんなので、実は本当に大切なのは全体定理だったりします。

柔軟性と体幹の強度の違いによって右脇が開いてしまう人がいます

柔軟性が乏しいとねん転がつらかったり、肩回りや体幹部の柔軟性が乏しいとテイクバックで脇が開いているようにみえたりします。こういった原因で右脇が開いている場合は、修正する必要はありませんが、それでも気になる人は最後まで読んでみてください。

あと身体の強度がないと、クラブの重みも合わさり、テイクバック時に惰性で動きすぎて脇が開くこともあります。

こうなるとスウィングを修正するとかではなく、クラブをもつ前に体操やトレーニングで可動域をあげたり、強度をあげることが必要になってきます。

柔軟体操メンドクサイ…

トレーニングシンドイ…

と思うかもしれないですが、リポーズ体操やリポーズトレーニングは超簡単です。

それは...

正しく立つ

です。これだけでも全然違います!たったの1分で済みます!なれれば一瞬で立てるようになります。

立つ前に前屈して、正しく立てたら深呼吸をしてからもう一度前屈をしてみてください。それだけで身体が柔らかくなっています。

立ち方は、以前に書いた、「原点・正しく立つ」を読んでみてください。

柔軟性が乏しかったり、身体の強度が足りないことを否定しているわけではないので、それに見合ったスイングをすればいいと思います。

日頃からトレーニングをしている、プロと同じようなスイングをしようとするには身体に限界があるので、リズムだったり出来ることを真似るのはいいと思います。

トップで右脇を開かない方がいい人の、たった1つ気を付けることとは?

バックスイングのトップの右脇が開くことに影響している3つの事象から

  • 脇が開いていい人がいる
  • 両手は体幹の中におさめる
  • 柔軟性と身体の強度に見合ったスウィングをする

右脇を開かないように、たった1つ意識することは、

「両手は体幹の中にある」

と意識することだけです。これはタイプ関係なく、右脇が開いてもいいBタイプの人も意識するといいことです。Bタイプの人は身体の動きの特性上、それでも自然と右脇が開きます。

ミート率アップにちょっとでも参考になれば嬉しいです😊

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