「ゴルフのこれをやれば上手くなる」

purpose

「これをやれば」の「これ」とは何なのか?

ゴルフに限らず、他のスポーツもそうですが、人の身体を動かすことにおいて、「これをやれば上手くなる!」というものは残念ながらありません。

ハム

え~話終了かいな!😱

まぁまぁ、落ち着いて最後まで聞いて😊

マイ

人の骨格は繋がっているので、歩こうと思えば頭から足の先までが協応して動きます。

補足
協応と連鎖は違います 連鎖は1が動くと2が反応して2が動き、2が動くと3が反応して3が動くといった感じで順番に動いていくようなイメージです。 協応は動こうとした時に、1・2・3がそれぞれの役割で動く、フォーメーションのような意味をもっているので、歩こうとした時に足も腕も同時に動いていることは骨格が連鎖しているのではなく、協応しているということになります。

ゴルフのスウィングにおいて肩を意識してとか足をこう使ってと意識をし続けていても、その時はいいかもしれないですが、もう大丈夫ということにはなりません。ただそれとは逆に、これをやっていたら絶対上手くいかないということはあると思います。それがなかなか上達しないことだったり、怪我をしてしまうということに繋がっているように思われます。

ハム

だったら何をしたらいいんだ~!😱

だから落ち着いて😅答えはちゃんとあるから😊

マイ

いの一番にすることは、

目的をもつことです。

目的はボールを落とす場所

ゴルフにおける目的とは、ピンに打つ!とか、あそこのターゲットに打つ!ということです。

ご飯を食べようという目的があれば、手で茶碗をこうもって首を何度に傾けて箸を口に…など考えずとも、不随意で食べています。

玄関から車まで歩くという目的では、右足をあげて踵からつけてすかさず左足のつま先を…などと考えずとも、不随意で歩いていけます。

それがゴルフにおいては、スウィングが目的になってしまっては本末転倒になってしまいます。ただ練習として動きを意識→無意識にもっていくには反復して鍛錬することは必要だと思いますが。

自分の身体を思うように動かす

なので、まず自分の身体を思うように操作でき、そこにゴルフクラブや、バットや、ラケットなどの道具があり、そこにそれぞれのスポーツのルールがある。そう考えると、自分の身体がイメージした通りに動くなら、道具を変えるだけでどのスポーツにも対応していけます。そういう人をスポーツ万能といったり、センスがいいと言ったりしますが、それは先天的にもっている人の特権ではなく、後天的に作り出せると思っているので、私はセンスは作れる✨と考えています。

ただ初心者なら、いきなりクラブをもって身体を思うように動かすことは至難の業です。応用編で初級を身につけようとしているので、やることいっぱいだしかえって時間がかかると思います。初心者は道具をもたずシャドウスイングで動きを身につけたり、フルスイングをせずに小さい振りから始めることが効率よく身体の操作性を獲得できます。これは初心者に限らず、上級者でもこれを取り入れるとスイングの精度があがります。

自分の身体を思うように操作できることは、運動能力もあがりますが、何より健康にいいことからきているので、怪我も故障もしません。私がトレーナー資格を持っているレッシュ・プロジェクトの本部は廣戸道場という整体院なので「健康」が根底にあります。

「あそこに打つ!」と目的をもって、身体を思うように動かせると必ず上手くいきます!そのためにも、正しく立ったり座ったり小さなことからコツコツと積み上げていってください😊