足型測定で何が分かる?

sole

西武百貨店に立ち寄った際に「無料足型測定」という看板が目に入ったので、インソール販売ということは分かってましたが足型測定体験してきました。

土踏まずは3つある?

測定方法はアナログで、黒いインクを塗ったプレートに紙を敷いて、片足ずつ足型をとっていきます。

この時に、足を乗せるだけではなく、しゃがむんですが…おばちゃんに、

「膝曲げてー」

とガッチリ両膝をホールドされて、前に引かれます。私はしゃがむ時膝を前に出すと辛いんで、

「はい」

といいながら、おばちゃんのホールドプレスに抵抗しながら笑 しゃがんでいきました。

左右2回抵抗して、この後説明聞いて終わりかと思ったら、まだまだおばちゃんとの攻防戦が続きます。

時間もなかったので、出来るだけ話が長くならないよう、話を受け入れていきます。

左右の足型をみて、

「土踏まずは片足に3つあります。どこだと思う?」

と聞かれ、おばちゃんの「土踏まずは3つある」と言うワードはスルーし、縦のアーチと横のアーチというのは分かってましたが、それを今とった2次元の足型に指し示すよううながされ、

1つ目は、土踏まず

正解。

2つ目は、適当に足の指の空間を指すと

正解。

3つ目は分からない。といったら、

足の小指側の足底を指し示し、外側の縦アーチと言われました。

外側の縦アーチってもっと中…そもそも縦のアーチと横のアーチでできたものが「土踏まず」とも突っ込まず、そうなんですね〜と話を進めていきました。次に足型を見て、

「左右どっちの面積が大きいと思う?」

から、面積が大きい方があると左右の重心が均等ではないということで、私の場合若干、右足重心になっていました。両足を一度に測定した訳ではなく、片足ずつだったので多少の誤差はあるかもしれませんが、これには心当たりもあったので納得しました。

次に立ち姿と、足型をみて現状を指摘されます。

①前重心で少し外寄り

②巻き肩

③反り腰

①だってA2(前重心外旋型)だもん。②背中寄せてないしなぁ〜③前重心からそう言ってるのかな〜と心の中でつぶやいてましたが、これも、そうなんですね〜と話を進めます。

いよいよ始まる攻防戦

次にバランスチェックを、裸足の時とインソールの上に乗った時と比べて、ほら違うでしょ。ってやっていくんですが、ここで私の血が騒いでしまいました笑

まず、立位で手を前に組んでおばちゃんが上から真下押します。

だいたいの人は最初の圧で前に倒れるんですが、私が倒れないので、おばちゃんは倒すのが目的になり必死に押すと、私が倒れ

おばちゃん勝利!

いやいやいや、これは違う!

重心を崩されて倒れたのなら、私も潔く負けを認めるけど、足裏の感覚で重心変わってないのに力のベクトルが途中から『下↓から前→』変わっとるやん!

がどうしても引っ掛かりました。おばちゃんと私との間に人1人分隙間があって、最初は真下に力が伝わっていたのに、そこからおばちゃんの体重が乗ったままおばちゃんの方に引き寄せられてることに気付き、それではさすがに私もかないません。

そこでおばちゃんに

「もちょっと近寄ってもう1回やってみてください」

時間ないのに、話流してきいていくはずだったのに、再試合を挑んでしまいました。

おばちゃんは、私何もしてないよという顔で、いいよ。と、いざ2回戦!

結果は、

初戦と同じ私の負け。

感覚も同じ、最後力のベクトル変わってるやん!

おばちゃんの態勢も、最初身体の真ん中で押し始めた両手が、おばちゃんの右腰にある…手の位置変わってることをおばちゃんに伝えたけど、無自覚だったみたいで、認めてはもらえませんでした。

今度はインソールに足乗せて、押されると、

はい、よろつきません。

この展開は知ってる。おばちゃんも押してたけど、右腰に寄せるほど押してない。だってここでよろついたら、インソール凄いでしょが実証されないから。

ただ、このインソールはちょっと硬めで本来オーダーメイド商品なんで、試したものはそこまでしっくりきていませんでした。

硬いインソールは試したことがなかったので、裸足で試した時ぐらい、おばちゃんの倒すぞ!って魂を込めて押してみて欲しかったですが、しょうがないですね。

次に種目を変えておばちゃんといざ勝負!

することはなく、おばちゃんの傾向として、褒めてくれないことと、倒すのが目的だなと分かり、私もさくっと時短することにしました。

次は立位のまま後ろに手を組んで、上から押します。

はい!倒れました。

インソールに乗って、

倒れま…した。

あれ?むしろ裸足の時より簡単に倒れてしまいました。インソール乗ってしっくりきてない感じだったので、オーダーメイドならもっと安定するよ。と言われるかと思ってましたが、おばちゃんは

「これは、反り腰が強いからやで。」

と、インソールの話は全く出てきませんでした笑

そこは売り込まんのかい!と心の中でツッコミをいれ、

最終戦は座位です。

椅子に座って、

「足踏めてる感じある?」

 と聞かれ、

「はい」

と答えたら、想定外の返答だったようで、同じことをまた聞かれました笑

椅子に座って両手を伸ばし、上にあげようとする力におばちゃんは抵抗をかけます。

これはおばちゃんが『体幹』で押すか『手』で押すか、で違いの精度が分かるなんてことを、おばちゃんに要求できるはずもなく、インソールに乗せると、

はい力が出ましたね~

そうですね。

のやりとりを終えて、おばちゃんとの興行は千秋楽をむかえました。

おばちゃんありがとう

自分の足裏の足型なんて、保育園児ぶりだったので、楽しい体験になりました。

インソールの重要性は分かりますが、売り込むアプローチの仕方をマニュアル化するとこういう誤差が生じるんだろうなぁ、がちょこちょこありました。

足裏には『土踏まずが3つ』あるとおばちゃんは言ってましたが、『アーチが3つ』です。

3つのアーチで作られたものが『土踏まず』なんで、知識の理解度で正しい情報から少しずれてしまいます。

私も知識の無さでこういったことを知らず知らずにに引き起こしているかもしれないと思いました。伝える側になることの多い立場ですが、間違っていたり、疑問に思ったら、遠慮なく教えてください😊

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