ゴルフスイングは手打ちよりも、身体を使った体幹主導の方が正確性とパワーどちらをとっても勝ります。
これは、ゴルフスイングに限ったことではなく、他のスポーツでも同様で、さらに日常生活の物を持つ時も同じです。
この「体幹主導」をスイングしながら体感し、身につけることができるのがハーフスイングです。
目次
体幹とは体のどの部分?
「体幹」とは、両肩・両股関節を結ぶ四角形を指します。
いわゆる胴体のことで、人間の動きの根幹をなす最重要部位です。
スイング時には、この体幹部が主導し腕が後からついてくるような意識が欲しいです。しかし、体幹部の外に両手が外れてしまってはいけません。
ハーフスイングはどこからどこまでのことを指すの?
ハーフスイングは、
- 時計に例えると、クラブが3時から9時までの高さまでのこと
- 手が3時から9時までの高さまでのこと
- 力の半分のこと
などと思われていますが、本当は、
末端の筋力に頼る直前のことを指していて、簡単にいうと
体幹のみでできるスイングを「ハーフスイング」といいます。
パグオ
フルスイングをすると、どうしても最終的に手足などの末端の筋力も実際使っています。その手足などの筋力に頼らなくても振れる振り幅がハーフスイングなので、スイングしていても体幹の中に両手は納まっています。
パグオ
そうすると、この振り幅は人によって変わってくるし、練習によってハーフスイングの振り幅を大きくすることも可能になります。
慣れないうちは難しいので、パターをするくらい小さいスイングから徐々に大きくしていってください。ここはコツコツと反復練習あるのみです。
ハーフスイングを大きくして正確性とパワーをUP!
体幹のみで振れるハーフスイングの振り幅を大きくしていく練習をしてください。
この振り幅を大きく出来るほど、フルスイングでの体幹主導が強まり、正確性とパワーが向上し、力みが抜けて強いスイングができるようになります。逆にこれが出来ていないと、手と身体がバラバラになり、上手くボールに当たりません。
感覚さえつかめば、効率よくボールにパワーを伝えることができるので、ハーフスイングは全クラブの練習になります!おまけに、頭が動かなくなり、正しいスイングプレーン(スイング軌道)とフェイスローテーションも自然と手に入り、ハーフスイングだけで、一石二鳥どころか、五鳥、六鳥と、棚から牡丹餅状態😍になります。