飛距離UPには筋力よりも柔軟を

Calisthenics

飛距離、欲しいですよね。

ボールに当たりだすと飛距離が欲しくなります。

これは男女問わず多くの方からいただく依頼です。

ただ打球が左右に暴れると、OBもでやすくスコアがまとまらないので、飛距離よりも方向性が大切におもえてきます。

そうすると、力を抜いて振ることを覚え方向性は良くなりますが、飛距離が落ちるので、やっぱり面白くないですよね。

力を抜いて振る→「脱力」は大事です。

脱力するとなぜ方向性が安定するのか、まずはそこから解いていきます。

ちなみに、正しい脱力が出来ていると、方向性安定して飛距離UPできます。

脱力って何?

「脱力」の反対「力み」があると、どういうことが起こるか考えると早いかもしれません。

力むと、、、・手打ちになったり・早打ちになったり・振り遅れたり・ダフったり・トップしたり・空振りしたりとあらゆるミスの原因は力みによるものが大きいです。

とういうことは、脱力をすればこれらミスを改善することが出来ます。

つまり脱力して早打ちや振り遅れが修正出来れば、方向性は安定します。

ただ、脱力の仕方次第で改善しないケースもあります。

悪い例をあげると、

・そもそも安定した構えが出来ていない

・頭が動く

・手と体幹がバラバラに動く

安定した土台があっての脱力が肝です。

体幹部の中に手が収まっていることも、頭がグラグラ動かないこともそうです。

もしこれらの条件を分かっているけど出来ない場合は、あることが足りないから出来ません。

頭を止めようとしてるけど、、、動く

もしくは、頭を止めると身体も止まる、、、

どちらの場合も、同じようにあることが足りていません。

もっといえば、脱力出来ない、脱力の仕方が分からないことも同様にあることが足りていません。

それが、

ズバリ!

「柔軟性」です。

身体の柔軟性は打球の方向性にも重要ですが、実は飛距離にも重要になってきます。

むしろ飛距離UPの方が先に結果としてあらわれるかもしれません。

飛距離UPに大事なのは出力ではなく、円滑に身体を動かすこと

パワー、筋力が身体能力を上げるのではなく、どれだけ精密に自分の身体を動かせるかが身体能力を上げる鍵になります。

そのためには、「軸」が必須です。

そしてその軸のもたらす効果には順番があります。

  1. 安定性
  2. 柔軟性
  3. 連動性
  4. リズム
  5. 出力
  6. 速力
  7. 耐久性
  8. 集中力
  9. 知力

正しい立位も軸立位といい「軸」があります。

正しい立位と不安定な立位とでは比較すると、安定性はもちろん、前屈をしてみると柔軟性が上がっていることも感じとれると思います。

ただ立つだけで柔軟性があがってしまいます。

ストレッチであげるわけではありません。

骨理学では、一定の規則性をもって骨格を揃え軸を作り、柔軟性をあげる体操のことをリポーズ体操といいます。

リポーズ体操には、ストレッチやヨガやラジオ体操と似た動きがありますがそれらとは違った内容の体操です。

絶対ギュウギュウと圧力をかけることはしないし、反動もつけません。

「リポーズ体操」は「リポーズトレーニング」ともいい、体操でありトレーニングでもあります。

軸がもたらす効果には順番があると伝えましたが、トレーニングにも順番があります。

身体能力を上げるのに必要なのは、どれだけ精密に動くかです。

そしてまず最初に必要なトレーニングは柔軟性を上げることです。

しなやかさを小さい頃と同じように獲得して、柔軟性の中で精度のいい動きを繰り返して必要な動作を身につけることで身体能力は上がっていきます。

柔軟性と連呼してますが、柔軟性の高い人は前屈して床に手がベタッと付くイメージだと思いますが、実際それだけではありません。

たとえ床に手がベタッと付いていても、かかとを地面につけたまま下までしゃがめなければ柔軟性が高いとは言い切れません。

身体のあらゆる関節がしなやかに動く人が柔軟性が高い人です。

見た目が細いのにパワーのある人や、逆に体ムキムキなのに動きの悪い人が、わかりやすい柔軟性のある人とない人の例ではないでしょうか。

これはスポーツだけでなく、健康においても同じことです。

筋力をつけても腰痛は治りません。

柔軟性を上げてください。

軸を作って、柔軟性をあげると骨格が整うので腰痛も改善できます。

身体能力も健康もまずは柔軟性から身につけていってください!

連続リポーズで柔軟性UP

最近私は、「連続リポーズ」という静的+動的の体操をほぼ毎日しています。

始めてから1ヶ月くらい経ちました。

慣れると15分くらいで終わりますが、集団で手順を追って説明しながらだと最初は90分くらいかかってしまいます。

なのでゴルフレッスンでは、その一部しか体操に取り入れることは出来ないので、小分けに伝えていってます。

最初90分くらいかかる体操でも中高生は1度である程度覚えてしまいます。

私は元々知っている動きの組み合わせにも関わらず中々覚えられませんでした笑

体操を家でやってる子とそうでない子では、たったの1週間で実践に差が出てきます。

2週間すると、元々動けていた子でも追い抜かれそうなくらい驚異的に結果にでますが、、私を含め大人達は一度で覚えられないのと、スタート時の柔軟性が低いので時間かかりますが家でも続けてくれることを願います。

連続リポーズの動作はゴルフに限らず、あらゆる競技に置き換えて出来るので自分の弱点が見つかります。

私は左側の体幹部や足回りが硬く、ゴルフのスイングのフィニッシュがとれていてもスムーズではありませんでした。

それが連続リポーズで柔軟性が身につき、いつの間にか振り抜きが勝手に良くなって飛距離が伸びてました。

振っている実感はありませんが、勝手に厚いインパクトにもなりました。

これが円滑に身体が動いているということなのだと絶賛体感中です✨

何もスポーツしてない人でも、連続リポーズ続けると、女性はくびれが出来て男性はお腹が凹みますよ😍

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