目次
❌なぜ手打ちになるのか?
手打ちとは、字のごとく手でクラブを振ることですが、小さな子供はあまり手打ちにはなりません。そして大人になるほど手打ちになりやすくなります。レッスンにこられるほとんどの方が手打ちが原因でいくつものミスがでていて、まずなぜ手打ちになるのかご説明しています。
・それは筋力があるかないかの違いで、筋力のあまりない子供は骨格で自分を操作します。子供で手打ちになっているのは、大人がスイングを指導して作り込んだ手打ちになっているようにおもえます😫この状況が続いていると、怪我や故障や調子が悪くなるケースにつなっがていっているように思えます。
・さらに大人ほど手先が器用になるので、道具を末端(腕や手先)で操作しようとします。見ているとイメージしたスイングを全身ではなく、手先で表現してしまいがちです😫
・他にも、初動(動き出し)も重要です。手から動くか体幹から動きだすかで主導権が変わります。手は体幹部の中にある時は怪我せず安全に力を出せます。動き出しのワックルを手先だけでしている人が見ていて多いです😫
・以前書いた「ばね指」など怪我の危険もある握り過ぎ、強い握力も必要ありません。
どうして手打ちがダメなのか?手打ちの問題点
手主導のスイングでは、手は体幹部から容易くはずれやすくなります。
体幹部から手が外れたスイングを繰り返していると、肘を痛めたり肩を痛めやすくなる上に安定してボールを打つことも難しくなります。
ゴルフに限らず、野球もテニスも体幹部の中に手が納まっています。料理をする時も、文字を書く時も、人はあらゆる動作を体幹の範囲の中で手を使っています。仮に重い中華鍋を手を横に広げた状態で鍋を振っていたら、あっという間に腕がパンパンになります。それは必要以上の筋肉を使っているからです。骨格を有効に使い、筋肉は必要最低限に使うのが望ましいです。
手打ちで上手くいく真相
体幹の中に手が納まっていれば手を使っても問題ないということになります。
それが子供の頃からしているスポーツであれば自然と骨格操作が身に付きやすく、手に意識がいっていたとしても、体幹の中で操作出来ていたりします。
手打ちで上手くいく方法を紹介している人がいたら、その人のスイングが体幹の中に手があるのか、それとも外れているのか、見てみてください。きっと前者だと思います。もし後者であれば体を故障しているか、いずれ故障するリスクがあります。
手打ちが悪いのではなく、体に対してどこに手があるのか?鍵になります。
そういう見方や考え方を是非取り入れてみて下さい😊