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運動神経がいいと思われる人達の意外な一面
運動神経という神経はありません(笑)
走るのが速い人や、競技の上達が早い人などに「運動神経がいいね」と言われたりしますが、運動神経というワードには少し疑問をもっています。
「運動神経がいい人」というと走るのが速かったり、チーム競技でエースになるような人をイメージします。そういう人達は、自分の思い通りに身体を動かすことができ、柔軟性もあるようなスポーツ万能な像が思い浮かばれます。
しかし現実世界では、霊長類最強と言われたレスリングの吉田沙保里さんは腹筋できなかったり、女子サッカー日本代表の澤穂希さんはリズム運動できなかったりします。他にも足の遅いバレーボール選手や、キャッチボールのできない格闘技の世界チャンピオンだっています。
一流選手はみんな運動神経がいいのか?悪いのか?
そうなると、運動神経のいいと思っていた一流の選手達は運動神経が悪いのか?世界一になるほどの選手達ですから、そんなはずはありません。このワードが実は曖昧で理想上のワードにすぎないと思います。
一流の選手達は運動神経がいいとか悪いということではなく、自分達の取り組んでいる競技の動きに、素直に身体を落とし込んでいるのです。競技のルールに従って身体が動いているだけです。
自分の身体を素直に動かしているうちは問題ないですが、ここにさらに上達しようと思うあまり頑張りすぎて余計なことを足してしまうと、本来必要ではなかった動きが足され怪我をしたり、選手生命を縮めてしまいます。
アマチュアであれば自分の身体を素直に動かしているだけで充分競技は楽しめるレベルになります。そこからさらに深く競技に関わり、奥深い部分に気付けるかで一流になれるのでしょう。一流の選手の身体には特別な能力があるわけではないのです。
自分の身体の特性を知れば、動きやすくなります
自分の身体の特性が分かっていればそれに従って動くだけです。4スタンス理論とはこの特性を分かりやすく論理的に4つにタイプ別けした自分の取り扱い説明書です。
自分の取り扱い説明が分かっていれば、余計な動きを足さなくて済みます。他人には出来て、自分には出来ないことを知ることができます。
例えば、同じことを言われているのに上達するAさんと、全く上達していかないどころか下手になるBさんということもありえます。それは運動神経が悪いのではなく、AさんとBさんに同じことを言っていることがそもそも間違いだったりします。
運動神経が悪いのではなく、自分の身体の特性をまだ知らないだけ、あるいは余計なことを足してしまっているだけだと思います。
そんな時は、
自分の取り扱い説明書持ってみませんか?😊