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テニス肘にはナゼなるのか?
テニスをしているいないに関わらず、テニス肘と病院で診断されるかたがいます。
それどころか、スポーツをしてなくても、日常生活で肘を痛めてテニス肘と診断される方もいます。
となると、テニス肘は運動のし過ぎからおきるものでもない😞といえます。
*テニス肘になってしまったら、炎症をおこしている可能性もあるので、まずは安静に、肘を休めてください。
パグオ
私が思うに、
胸の外で作業し続けたから
ではないかと思います。
パグオ
もうちょっと詳しく説明していきます。
胸の外で作業をし続けるとは?
胸の外とは、身体の外。細かくいうと、体幹の外になります。
体幹の外で、物をもったり、道具を使うことです。
- 例1.日常生活
- 例2.合掌
- 例3.日常生活
- 例4.スポーツ
例1.日常生活
座っていて、後ろにスマホがあります。後ろのスマホを手を伸ばして取る時、ついつい①手だけ伸ばしてスマホをとります。しかし軽いスマホならいいですが、これが重いものだったら?繊細で大切なものだったら?②後ろを向き、対象物に胸を向けて、両手で取ると思います。
①胸の外で作業する
②胸の前で作業する
この①と②の違いを生活の中でし続けたり、運動の中でし続けることが、肘を痛め慢性化し、テニス肘に繋がるのではないかと思います。
例2.合掌
両手を合掌してみてください。その両手が胸の前にある時は何も感じないとおもいます。今度はその両手を、体幹の外で合掌してみてください。そうすると、途端に合掌が辛くなったり、身体に無理がかかっていると思います。
例3.日常生活
他には、車に乗っていて、後部座席の荷物を取ろうとして、肩など痛めたりしたことはないですか?
ハム
と思ったそこのあなた😆ついついやってしまいますよね。
次からは、取りたいものに胸を向けて手を伸ばしてください😊それだけで、身体を痛めずに済みます。
例4.スポーツ
スポーツでも例を挙げてみます
ゴルフのバックスウィング時に、①手だけでクラブを振り上げます。すると、体幹の前から外れた位置に両手が上がります。そのまま振り抜くとインパクトもフィニッシュもアジャストできたとしても、外れていく確率もとても高くなります。クラブは両手で持っているので、両手が体幹から外れると肘に無理がかかっているのがわかるでしょうか?
次は②両手は体幹の中にあると思ってスウィングしてみてください。そうすると、身体の負担は軽くなり、人によっては物足りなく感じたりします。
私のレッスン時にも
ハム
最初物足りなく不満そうにされますが(笑)、いざボールを打つと飛距離は何も変わっていません。
ハム
と驚かれることもあります。
合掌した時に、自然だと何も感じません。それなのに、スウィングにおいては、身体にリアクションがある方を求めてしまったり、筋肉が効いてる方を求めがちですが、しかしそこには下手すると落とし穴がまっています。その落とし穴が怪我です。ここではテニス肘になります。
②の両手は体幹の中にあると思うことは、スウィング中考え続けなくてはいけないので、それをもっと簡単にする秘策があります。
スポーツや生活に取り入れて、テニス肘を未然に防ぐ秘策
それは、最初に
両手は胸の前にあると準備するのです。
この呪文を唱えて準備をするだけで、スウィング中考え続けなくても維持しやすくなります。
他のスポーツでもいえます。
片手でボールを投げるのも、投げる前に
両手は胸の前にあると準備してから投げます。
よく観察してみると、
野球のピッチャーは投げる前にマウンドで胸の前にボールをもってきます。
バレー選手はサーブ前に両手で胸の前にボール一度もってから始動します。
ジャンルを問わず一流の選手であればあるほど、毎回行っています。
もう一度日常生活に戻すと、車の後部座席の荷物を取る前に
両手は胸の前にあると合掌してから取ると、安全に荷物を取ることができます。
軽いものも重たいものも、「ついつい...」をなくし、常日頃から安全に持ったり操作することでテニス肘にならずに健康な生活ができると思うので取りいれてみてください😊