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最適な足幅
人の最適な足幅は「首幅」で立っている時です。
肩幅は一見安定しそうに思いますが、確かに左右には強いですが、実は前後に弱くなります。足幅を開けば開くほど、前後に弱くなっていきます。なので人は足を開いた状態でポンッと押されたり刺激が加わると、フラつかないようにかがんで軸を作り出します。
この「首幅」で立つことは、もっとも筋力を使わずに済む足幅なのです。骨格主導で立つことができ、それはつまり「軸」を使って立つということになります。
次に可動域をみてみます。足幅を「首幅」と「肩幅」と開いた時では、捻転してみると「首幅(指二本分空ける)」の方が良く動くのがわかるでしょうか?これは全身のあらゆる可動域をもっとも大きくしてくれる幅だからです。
立位姿勢の「軸」を獲得できる足幅は「首幅」で、もっとも筋力を使わずに済み、あらゆる可動域をもっとも大きくしてくれ、続く動作の潜在能力がもっとも高くなります。
アプローチの足幅
アプローチとは、ピンが刺さっているグリーンの周りからボールをグリーンに乗せてカップに寄せるための短いショットのことです。
「スタンス幅①」のブログで説明したように、足幅を開くのはクラブが長くなるにつれて大きくなる、上半身と下半身のタイムラグのタイミングをとるためです。
時間をコントロールするための足幅なので、アプローチは基本的に短いクラブでフルスイングはせず、加減して打ちます。
ハム
例えばアイアンの「A(アプローチウェッジ)」を使うとき、フルスイングの距離は80ヤードとします。
- 10ヤードの距離は短いクラブで小さいスイングをするので、上半身と下半身のタイムラグはあまりおきません。となるともっとも安定しもっとも身体の可動域の大きくなる「首幅」の足幅がいいです。もう一つおまけに、クラブを短くもつとよりタイミングをとりやすくなります。
- 短い距離のアプローチの「首幅」からフルスイングの「体幹の幅」まで振り幅が大きくなるにつれて徐々に足幅を開いていきます。
- ハーフショットが50ヤードなら足幅もフルスイングの半分と目安をつけると、覚えやすいです。
アプローチの足幅は、
- グリーン周りの短い距離は「首幅」です。
- 首幅~体幹の幅(フルスイング)
となります。首幅→半分→体幹の幅と三段階くらいに分けるといいです。
パターの足幅
パターも基本的にはアプローチと同じ考えで「首幅」がいいです。
ただ逆転の発想で、
打ち急ぎ防止に足幅を開いて、タイムラグを作ることもできます。
ハム
つまり、打ち急ぎの人は足幅を開くことで、わざと上半身と下半身に時間差を作りパターをゆったり打つことが出来ます。
なのでパターの足幅は、
- 首幅(指二本分空ける)
- 好きなだけ開いてみる
となります。試してみてください😊