歳を重ねると段々と下腹がポッコリ出てきていませんか?
今回は何故ポッコリお腹になるか、姿勢だけでポッコリお腹が改善するとはどういうことか解説していきます。
カピバラさん
目次
「ポッコリお腹」は基礎代謝の低下とある動作や姿勢が原因だった!
基礎代謝の低下
成長過程で若い頃は新陳代謝が活発ですが、歳を重ねていくと基礎代謝が落ちて、消費エネルギーが落ちていきます。消費エネルギーが落ちているのに若い頃と同じ食生活ではカロリーが増えて太りやすくなります。そしてお腹まわりはカラダの構造上脂肪を貯めやすいので「ポッコリお腹」になってしまいます。
簡単にカラダの構造を説明すると、胸部は肋骨(ろっこつ)で覆われていますが、腹部には背骨があるだけで前側は筋肉しかありません。となると、内臓を支えるのは筋肉だけなので、筋肉がないと前にポッコリお腹が出てきます。
ある動作とは?
大人になると運動不足になり、カラダが硬くなって、筋力も落ちていき、楽をする知恵がつきます。
カラダ全体を使わずに、器用に手先や足先だけ動かして動きを末端だけで動かしてしまいがちです。
下に落ちたものを拾うのに、しゃがまず手だけ伸ばしたり、椅子に座っていたら横着して足で拾ったことはありませんか?
そういう日常動作の繰り返しから、一つの動きに使う関節や筋肉は少なくなり、代謝は落ちるばかりです。そしてその動作は周囲からみるとジジくさい・ババくさい動作に映っています😫
ゴルフ場でも遠くにいる前の組がシルエットは若くても、カップインしたボールを拾う姿で若いかそうでないか判断できてしまいます。
何気ない仕草も面倒くさがらず、末端動作(手足だけの動作)にならないようにしていきましょう😊
姿勢が原因?
地球には重力があり、普段立っているだけでも「抗重力筋」が働いています。
「抗重力筋」とはヒトが二本足で立つために重力に拮抗する筋肉で、腹筋・背筋などの体幹部の筋肉のことを指していて、背骨と骨盤を支えています。
椅子に座るデスクワークばっかりで、運動不足になると、体幹部の筋肉が衰えて、無意識に働いているはずの「抗重力筋」が使われなくなり猫背になり、姿勢悪化や骨格の歪みなどでカラダに悪影響もある上ポッコリお腹にもなります。
体幹部の筋肉は目に見える手足の筋肉と違い、意識しにくいインナーマッスルです。
美しく正しい姿勢をキープするだけでインナーマッスルを鍛えポッコリお腹を改善する第一歩になります!
美しく正しい姿勢のメリットと悪い姿勢のデメリット
悪い姿勢の項目に心当たりのある人は、姿勢を見直してみて下さい
悪い姿勢のデメリット
- 代謝の低下で太りやすくなります
- 背骨・骨盤が歪みます
- 内臓の降下でポッコリお腹になります
- 呼吸が浅くなります
- 肩こり・腰痛の悪化になります
- だらしない体型になり、老けて見えます
美しい姿勢のメリット
- インナーマッスルが鍛えられます
- 代謝が上がり痩せやすくなります
- ウエスト周りの引き締め効果があります
- 腰痛の改善になります
- 疲れにくいカラダになります
- 若々しい体型になります
簡略2ステップ美しい姿勢
- 二本足で首幅(指二本分だけ開く)に立ち、土踏まずの上に頭をもってきます
- この時、肩甲骨と仙骨を地面に垂直にして立ちます(イメージでいいです。*背筋は張らないでください)
仙骨垂直とは、お尻の尾てい骨のところに指先が下を向くように手を置きます。この時指先が真下を向いていると大体仙骨垂直が出来ていますが、骨盤が前傾したり後傾していると指先がペンギンのしっぽみたいに外向いたり、内向いたりして分かるので、指先が真っすぐなるようにして仙骨を垂直にしてください。
美しい座る姿勢は、まず上記の立位をしてから、ドスンッと行かず、静かに座れればOKです😊
今回は超簡単立ち方なので、詳細は過去記事「正しい立ち方」を読んでください😊
日常の、モノを取ったりちょっとした動作や、美しい姿勢をキープすることが、新陳代謝をあげインナーマッスルを鍛えてポッコリお腹解消の第一歩になります。是非試してみて下さい😊